横山光輝 三国志 十二巻 「進攻玄徳軍」
呉王孫権は、シューユ提督の謀略に従い、妹の弓腰姫との婚姻をもちかけ、
婚礼の場で玄徳を密殺する事を計画します。
色々あった末、婚姻は成立して、玄徳と姫は呉を離れるわけですが。
下策にもホドがアルと思うんだ孫権 (;´Д`)。
もしもこれが、「赤壁の戦の後の祝宴」とかであれば、オーケーかもしれません。
戦場で油断するほうがボケだという論理もある事ですし。
でも、平時の祝宴でそんな真似したら、呉の国そのものの信用が!(汗)。
それにもし成功したとしても、孔明や関羽が魏と同盟して呉に攻めてくるは必定。
そんな事にも気が廻らないというのは、何故なのでしょう。
音にきこえた、シューユ提督の策とも思えません。
病で気が焦っていたために、幕下の参謀の思いつきを鵜呑みにして、とびついた?
いずれにせよ、先を見通さないのにも限度があるよ孫権!
王様の使命は、国の行く先を見通して、あらかじめ手を打っておく事だと思うんだ。(´・ω・`)
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